
先日、ダイナミックヒューマンキャピタル株式会社様開催の、「講師のためのファシリテーションスキル研修」を受講してきました。
「トレーナー」と「ファシリテーター」、この2つには違いがあると皆さんご存知でしたか?
いずれも参加者の学びを支援する点では同じですが、実はその立場と持つ責任が異なります。
トレーナーは、「参加者を主導し主体的な学びを提供する」立場で、「成果に責任」を持ちます。ファシリテーターは、「参加者に方向性を示しゴールにたどり着けるよう中立的に支援する」立場で、「進行に責任」を持ちます。
つまり、トレーナーにとって、ファシリテーションのスキルは成果にたどり着くためのプロセスを進行するうえで必須のものだと言えます。
代表的なファシリテーションスキルに「質問」があります。
例えば、あるテーマについて参観者に話し合って貰いたいときや、そのテーマに関する質問を投げることができます。
しかし、投げる質問によっては、話し合いが膨らまなかったり、ひどいときには何をすれば良いか参加者が混乱してしまうことも起こりえます。何気なく投げる質問が、参加者がゴールにたどり着くのを妨げてしまうこともあるのです。
どういった質問が効果的なのか?効果的な質問を準備するためには?など、この研修ではファシリテーションのスキルを実に具体的に学ぶことができました。
これからも、効果的な学びの場を創りだし、目指すゴールへ参加者を導けるよう努めていきます。