この春、新社会人として全国で89万人の方がデビューされたそうです。
入社式からすでに3週間が経とうとしていますが、順調な船出となりましたか?
『「リスト化」仕事術』(ゴマ文庫)堀内浩二 著
今日は、新しい世界に飛び込んで挑戦を続ける方へのエールとして、メッセージをお届けしたいと思います。
フレームワークという言葉をご存知ですか?
直訳すると枠組みや構造のことですが、ビジネスの世界では、経営戦略や問題解決など、その時々の目的に従い思考するプロセスや体系として使われることが多い言葉です。
新入社員研修でも、「PDCAサイクル」や「ホウレンソウ」といった言葉を学びませんでしたか?あれも一種のビジネス・フレームワークです。
フレームワークの良さは、なんといっても覚えやすさにあります。
任された仕事を回すときに必要なプロセスといえば?
「PDCAサイクル!」
会社の中で必要なコミュニケーションといえば?
「ホウレンソウ!」
覚えていますよね?(笑)
覚えているということは、実際の行動につなげやすいですし、行動できれば成果も出やすい。そうしたこともフレームワークの良さと言えそうです。
ケイキャリアパートナーズでは、入社したての新入社員の皆さんとご一緒するとき、決まってご紹介するフレームががあります。
それが「チャレンジのTESS」です。
『「リスト化」仕事術』の著者である堀内氏が整理したフレームなのですが、とてもすばらしいのでご紹介しますね。
チャレンジのTESS
Think Big 大きく考え
Evaluate Quick すばやく絞り込み
Small Start 小さくはじめて
Scale Fast いけそうだったらどんどん広げる
新しいことに挑戦をはじめるとき、このフレームの通りに取り組めば、大概のことはうまくいく!「はじめて」に遭遇するたびに、ぜひ思い出していただきたいです。
ケイキャリアパートナーズのセミナーでは、とあるゲームを体験いただきながらこのフレームを手に入れていただいています。そうすることで、一層、記憶に定着するようです。
「チャレンジのTESS」は、新しい何かをはじめるすべての人に有効なフレームです。
新入社員の皆さんはもちろん、はじめて後輩指導をする先輩、はじめて部下をもつマネージャー、はじめての分野に乗り出す経営者、受験にチャレンジする人、キャリアアップのために転職する人、結婚する人、子供が生まれた人、新しい土地で生活を始める人、などなど。
春は、まさしく「はじめて」があふれる季節ですね。「チャレンジのTESS」は、きっとその挑戦をサポートしてくれます。ぜひお役立てください!